くくるデリプロジェクトとは? ABOUT
体も⼼も疲れきってしまう
⼦どもの⼊院に付き添う親御さんたちが
少しでも元気になれるように
難病や障がいで⼊院する⼦どもに付き添う親御さん(その⼤半はママ)は、過酷な状況にあります。
寝る時は、仮設ベッドか⼦どものベッドで添い寝。
⾷事はほとんど院内コンビニで調達するしかなく、
⼦どもの側を離れることが難しい時は、そのコンビニにすら⾏けません。
さらにコロナの感染が拡⼤している時期は、家族からの差し⼊れを受け取ることも、外出も制限されてしまいます。
そんな⽣活が続いてしまうと、体も⼼も疲れきってしまいます。
くくるデリプロジェクトでは、そんな⼊院付添中の親御さんから注⽂を受け、⼿作り弁当を届けています。
体も⼼も元気になる
⼿作りお弁当を届けよう︕
くくるデリは、いろんな⼈たちが協⼒して運営しているプロジェクトです。
⼈⼯呼吸器等の医療が必要な⼦どもとその家族の在宅⽀援をする「⼀般社団法⼈Kukuru」と、農業やお弁当の製造販売を⾏う就労⽀援事業所「株式会社ハルハウス」が、プロジェクトの中⼼になっています。
病院との連携をKukuruが担い、お弁当の企画と製造をハルハウスが担っています。重い病気や障がいのため⼊退院を繰り返す⼦どもとその家族を⽀援したい!と思うKukuruと、就労⽀援の利⽤者に誰かの役に⽴っていることを実感してほしいハルハウス、⼆つの想いが化学反応を起こし、くくるデリプロジェクトがスタートしました。
つまりくくるデリは、⼊院付添中の⽅の⽀援だけでなく、就労⽀援にもつながっているのです。
いろんな⼈たちが
付き添いママパパを⼀緒に応援
2021年初頭からテスト運営を始め、2022年秋現在、琉球⼤学病院⼩児科病棟、沖縄県⽴こども医療センター、ファミリーハウスがじゅまるの家の3ヶ所に、お弁当を届けています。
感染予防のため部外者が病棟の中まで伺うことはできないため、配達は病院のスタッフさんにも、ご協⼒いただいています。⼊退院調整を担う部署の⽅たちが窓⼝となり、⼩児科病棟のスタッフさんの⼿から、付き添いの親御さんへとお弁当が届けられています。
そして、病院スタッフさんには「応援購⼊」という形で、付添ママパパと同じお弁当を、割引のない⾦額で注⽂・購⼊いただいています。このことが製造数維持と費⽤負担での応援となり、プロジェクトの継続の⽀援となっています。
このように、いろんな関わりと協⼒で、くくるデリのお弁当は成り⽴っています。